2つ以上の脱毛サロンに通う「掛け持ち。」
1つのサロンに通いながら、別のサロンに通いたいと考えている人は多くいますね。
各サロンから通いやすく、魅力的なキャンペーンが出てくるのですから、「他にも行ってみたい。」と思うのは当たり前の気持ちですね。
「脱毛の掛け持ちはお得だ。」という人もいれば、「掛け持ちはやめた方がいい。」という人もいる。
元脱毛エステティシャンの私が、脱毛サロンの掛け持ちについてまとめました。
脱毛サロンの掛け持ちにはルールがある
エステティシャンから見た脱毛サロンの掛け持ちには、OKとNGがあります。
具体的には…
●同時期に別の部位を2つ以上のサロンで掛け持ち→OK
●コースが終了したので、新たに別のサロンに行って契約する→OK
掛け持ちOKの具体例
同時期に違う部位でサロンを掛け持ち。
サロンAでは足、サロンBでは脇、サロンCでは腕です。
違う時期に同じ部位でサロンを掛け持ち。
掛け持ちNGの具体例
ケース①
ケース②
掛け持ちが微妙なケース
ワキとVライン意外の場所は、別の部位になるので問題はありません。
全身脱毛を契約するサロンで、「ワキとVラインはすでに別のお店で通っている。」と伝えた方がよいです。
ワキとVラインを避けて、他の部位だけ脱毛してもらうのが一番だと思います。
ワキとVラインに近い部位をやるときには、気をつける必要もあるでしょうから、サロン側の対応を聞くのが一番です。
決して、頭ごなしに「NGです。」とは言われないと思います。
同時期に同じ部位を掛け持ちしてもメリットはない。
同じ時期に同じ部位を掛け持ちしてもメリットはありません。
毛は生え始めてから抜け落ちるまでの周期を「毛周期」と言います。
毛の成長段階は
●成長を終え、抜け落ちるまでの「退行期」
●抜け落ちてから、次の毛が生え始めるまでの「休止期」
に分けられます。
脱毛は、「成長期」の毛を狙って行うもの。
1度サロンで脱毛のケアを受けてから、次の成長期が来るまで2~3ヶ月かかるのです。
ですから1ヶ月に1回でサロンに通っても、結果を早く感じることはありません。
予約が取れないから掛け持ちしたい
個人的な意見ですが、掛け持ちするよりも予約の取れないサロンに通うのを辞めて、予約が取りやすいサロンに乗り換える方がオススメです。
サロン側が同時期に同じ部位の掛け持ちをNGとする理由
ネットでは掛け持ちに関する事がいろいろ書かれていますね。
エステ業界の中に26年いた人間として注意して欲しいことが、いくつかあります。
なんて理由もかかれていますが、いい気がするとかしないとかの問題ではないのです。
何かあったときに責任が取れないというのが一番の理由です。
怪我、日焼けなど脱毛中には、何があるかわかりません。
1つの期間、1つの部位は1つのサロンに対応してもらうのが一番ですよ。
コース終了後・別部位の掛け持ちは問題ないです。
サロン側が、脱毛サロンの掛け持ちをNGとするのは、同じ時期に同じ部位の掛け持ちをすることだけです。
同じ部位でも通い終わった後、同時期でも別の部位であれば、他サロンにいくのは大丈夫です。
複数のサロンに通えば、本当に気に入ったサロンがみつかるというメリットもあります。
ルールを守って、サロンの掛け持ちのメリットを活かしてください。